TOEICや英検でも使えるMacでの単語帳【本】の自作方法

英語学習で一番単調で面倒と言っても過言ではない単語暗記。ある程度使い慣らされた単語は市販の単語帳で体系的に覚えるのが早いですが、自分で調べた単語を素に、Macで自分で単語帳をつくっちゃおうというまとめです。前段長めなのですぐ作りたい人はNumbersを使って単語帳を作る方法からどうぞ。

英語学習において単語はとにかく大事

英語学習の中でも、重要度・量ともに大きなウェイトを占める単語の暗記。これを効率的に進めることは、英語学習を円滑に進めることに繋がります。ある程度のまとまった期間、英語を勉強したことある人ならわかると思いますが、英語の文章を読んでいてわからない単語にぶつかった時、面倒かもしれませんが、その都度意味を調べることが結構重要なんですよね。また最近では学生でなくても、会社の業務のためとかTOEICのためなど、社会人の方が英語を勉強することも珍しくないと思います。特にそのような場合、紙ベースに限らず、ネット上の英語の記事などを使って勉強される方も多いと思います。その時にわからない単語があったら、ネットのフリー辞書(Weblioとか)を使ってすぐ調べて、パソコン上で管理できたら便利だなと思いました

本の単語帳じゃないと覚えづらい

最近では、優秀なアプリがスマホにもパソコンにもいっぱいあって、自分のわからない単語を登録すると、忘却曲線の理論に従って、適切なスパンで問題を繰り返し出して、効率良く単語を覚えることができます。たしかにこれは便利ですよね。ただこれだとやりづらい人って絶対いると思うんです。それが僕でした。高校生の頃に、通学中とか単語帳を使ってバリバリやってたので、アナログな厚みのある本じゃないと覚えづらいんですよね。実際に、本という実体のある物体そのものが、暗記に対してインデックス的な役割を果たしてくれて(あの本の何ページあたりにはあんなことが書いてあったなみたいな)より覚えやすいという話も聞いたりします。

アプリで覚えた英単語には欠点がある

僕はアプリには馴染めなかったんですが、アプリを使って覚えているという人も、案外気づいていない欠点があると僕は思っています。有名どころのアプリは単語の意味を答える時、基本的には四択(選択式)なんです。なぜこれが欠点かというと、消去法で答えられてしまうからなんです。本来単語というのは一対一対応ではないにしても、あるイメージと結びついて使われるものです。ところがそれを四択のような形で覚えてしまうと、実際のイメージとはなかなか結びつかないままなんですね。四択の中での優先度(この意味が何となく近そう)くらいの印象は残りますが、それでは単語を覚えたとは言えません。ただこれは一語一訳で覚えろということでは全くなく、むしろ意味の多い単語(多義語)なんかはやんわりとしたイメージで大概は大丈夫です

管理はパソコンでやりたいけど暗記は本でやりたい

ということで今回はMacを使って単語帳を作っていきます。ネット上で書き溜めた単語を、A4用紙にコピーして、ファイリングして持ち運べるようにします。個人的にはA5のほうがコンパクトで取り回しが利いておすすめです。ただA5のファイルってあんまりないんで、ぼくはリングファイルにクリアポケットを別で買い足しました。あと日本語訳を赤シートで隠せるような設定にしてあるので、赤シートも一緒に使うといいと思います。

必要なものは

  • Mac
  • できればNumbersなければExcel(配布テンプレートがあるためNumbers推奨)
  • 何らかのテキストエディタ
  • A4コピー用紙
  • A4かA5のファイル
  • (赤シートがあれば尚良)

です。Numbersは比較的最近のMacなら無償で使えるはずです。

Numbersを使って単語帳を作る方法

リンク先からNumbersテンプレートをダウンロード

ここからダウンロード→英単語帳 - Google ドライブ

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これでとりあえず下準備は大丈夫です。ここからは実際にネット上でわからない単語にあたった時の手順です。

わからない単語をテキストエディタに書き溜めていく

僕はCotEditorというエディタアプリを使ってますが、標準のテキストエディタでも大丈夫です。(CotEditorは有名で、とても使いやすくておすすめです)

まずわからない単語があったらWeblioとかで調べます。でこんな感じで書き溜めていきます。書式は「英単語・(発音記号)・カンマ・日本語訳」です。一つのファイルに書く単語数は、A5で作るなら60単語、A4で作るなら100単語にしてください。(なぜかは後で説明します)

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発音記号は後で忘れちゃいそうなものには付けてます。その辺は自由に。発音記号はコピペがいいです。てかむしろコピペじゃないと無理そうです。Numbersはカンマ区切りに対応していないみたいで、本当はタブ区切りにするんですけど、カンマのほうが見た目的に見やすい気がするので、手間は増えるんですけど僕はカンマにして、あとでタブ区切りに置換してます。(あんま意味わかんない人はとりあえず手順通りで大丈夫です

あとこれは単語暗記の方法論の話になってしまいますが、日本語訳は一語ではなく、できるだけその単語の全体的なイメージがつかみやすいように複数のほうがいいと思います。ただ、多すぎると後々スペースに収まらなくて困るのでその辺はいい塩梅で。

(やりたい人のみ)アルファベット順に並べる

CotEditorだと、書き溜めたものをあとからアルファベット順に並べることができます。(標準のテキストエディタだと同じような機能が見当たらなかったです。もしかしたらできるのかも)

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こんな感じで、降順に並びます。

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カンマ区切りをタブ区切りに直す

はじめからタブ区切りで入力していた人は飛ばして大丈夫です。

「検索」メニューから、「検索...を選択します。出てきたウィンドウに画像のように入力します。上の四角に「,(カンマ)」を、下の四角に「\1\t(\はバックスラッシュ)」を入力します。Macで\を打つには、optionを押しながら、deleteの左の¥マークを押します。(CotEditorでは設定からバックスラッシュに変えることができます)

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入力したら、「すべて置換」をクリックします。

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このようにタブ区切りに変わります。これは「正規表現」という書式で、「すべてのカンマをタブに変えてください」と命令しているんですが、正規表現についての詳細は割愛します。「正規表現 書式」とか調べれば、色々出てくると思いますよ。

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ちなみにタブ区切りを元に戻す場合は、さっきの入力内容を上下入れ替えて置換すればいいんですが、このとき「\1\t」の「\1」は消してください。

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Numbersに単語をコピーする

やっと最初にダウンロードしたテンプレートを使います。Numbersを起動して、適当なファイルを作って「新規書類」をクリックします。すると、先程ダウンロードしたテンプレートが表示されていると思います。(ここではA4で説明しますが、A5でも手順は一緒です)

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クリックすると書類が作成されます。ここでさっき書き溜めた単語のファイルから、50単語(50行)をコピーして、Numbersの表の一番左上のマスにペーストします。

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すると、さっきタブ区切りしたところで、列が自動的に分かれます。これを右のブロックにも同じように繰り返します。書き溜める単語の数を100(A5なら60)と決めたのは、テキストファイルとNumbersファイルを一対一対応させるためです。

ここで日本語訳は、赤シートで消せるような色に設定されています。

参考にしたのはこのページ。

http://yorkbenimaru1231.seesaa.net/article/421358807.html

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このときに、マス目から文字がはみ出ている場合は、そのマスを選択した上で、テキスト→文字間隔から、マス内に収まるように変更してください。

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あとは「ファイル」メニューからプリントすればオッケーです。A5の場合は横方向に折るか切るかして、ファイリングしてください。作ったファイルは、元のテキストファイルも一緒にまとめておくといいと思います。

まとめ

以上、かなり長くなってしまいましたが、お疲れ様でした。また最後まで読んでいただきありがとうございます。ただ一番大事なのは単語を”覚えること”なので、作っただけでは満足しないようにくれぐれも。